International Bowl 2017 Report -Day7-
7日目(1月17日):DAY7 帰国。この先の私たちの役割。
気づけばあっという間の1週間でした。今大会をもう一度振り返り思うことを書かせて頂きます。まずこの様なレベルの高い大会で日本の高校選抜チームを作り参加させていただいた日本アメリカンフットボール協会の皆様に選手・スタッフ一同、誠に感謝を申し上げます。インターナショナルボウルがこれからも続けられる様に微力ではありますが応援しております。
次に今回インターナショナルボウルに参加した選手のみんなに約束してほしいことです。今回の経験を必ず活かしてください。胸を張って行動することは、調子にのるということではありません。みんなは高校の代表として選ばれたにも関わらず、U-17 USA代表に完敗したチームです。しかし、この「悔しい」と云う経験をしたみんなだからこそ、みんなの後輩や保護者の方にどんな経験をして、今後どうしたらアメリカ代表に勝つ事ができるのかを考え、伝え、行動してください。日本フットボールを盛り上げるために、これはみんなにしか出来ない大変重要な役割です。そしてまたU-19日本代表、U-23日本代表、シニア日本代表になってアメリカやカナダ、メキシコの代表チームに挑戦してください。その頃にはみんなの心に日本フットボール界のために戦うという意識が非常に高くなっていると思います。まだみんなのフットボール人生は始まったばかりです。是非、今後も活躍を期待してます。
次に私たち高校の指導者は彼ら高校生に世界の国々と戦うチャンスの機会を与える役割があると思いました。もちろん怪我のリスクがない訳ではありませんが、彼らがフットボーラーとして、また人として大きく成長する大会だと感じました。今回のインターナショナルボウルのトライアウト参加校は22校でした。第1回と云うこともあり認知度が低かったことが大きな原因です。是非、来年度以降は彼らにチャンスの機会を与えて下さいます様、心からお願い申し上げます。
東前圭
立命館宇治高等学校
信田潤一
駒場学園高等学校
小川道洋
箕面自由学園高等学校