International Bowl 2017 Report -Day5-
5日目(1月15日):DAY5 WE READY!!
決戦を明日に控えたチームJapanは霧雨の中、現地で最後となる練習を行った。
昨日のジャンボリー(合同スクリメージ)で十分に戦える手応えを感じたものの、まだまだ攻撃、守備ともに修正すべき点があり、約2時間程度 フルコンタクトなしの軽めの練習を行なった。各コーチから細部に至るまで熱心な指導があり不安材料を払拭することができた。米国遠征5日目で選手たちの疲労もかなり溜まってきている為、午後は休息とし明日の決戦に備えて、各々リラックスしてゆっくりと過ごすことができた。
明日の決戦へ向けた意気込みを攻撃・守備両コーディネーターと選手を代表してゲームキャプテンに選ばれた攻守それぞれ2名づつ計4名にヒアリングを行った。
オフェンスコーディネーター : ライアン・プリーム(写真左)
明日はとにかく勝ちたい。テンポ良く攻撃を展開することで、守備陣の体力を奪い我々のペースで試合を動かし、昨日のジャンボリーで使用しなかったプレイを試合序盤からコールし早い段階で得点したい。
期待する選手はQB#4 坂野 匠(海陽学園)とWR #19 木村 和喜(立命館守山)
日本の選手は技術的にはよく訓練されているし、攻撃ラインも非常に順応性が高い。その中でも坂野はとてもフットボールIQが高く、木村はビッグプレイメイカーである。この2人のホットラインが明日の試合でもスコアメイクするだろう。
ディフェンスコーディネーター : ダニー・カウギル(写真右)
チームJapanは良いチームだ。良い選手もいる。ハードにプレイして、フットボールを楽しんで欲しい。後は幸運を祈るだけだ。今回のプログラムで日本人を教えることを私自身楽しんでいる。この1週間で息子のように可愛がることができたし、練習した成果を発揮すれば必ず勝利できるはずである。
期待する選手はDE#90 菅野洋佑(関西学院)SF#13中塚賢(立命館守山)CB#12林奎佑(駒場学園)菅野は熱心に取り組み学ぼうとする姿勢が素晴らしく、リーダーシップにも期待している。
中塚と林はリーダーでもあり、セカンダリーのビッグプレイメイカーになれる存在である。
(写真左から坂野、佐々木、菅野、中塚)
U-18日本選抜チームでゲームキャプテンを務める4名の選手を紹介します。
【攻撃チーム】
QB #4 坂野匠
昨日のジャンボリーでアメリカ相手に十分勝負できることを実感した。
明日の試合はアメリカ人コーチとやってきた事を実行して必ず勝ちにいきます。
代表のQBとしてゲームキャプテンとして自覚を持ってとにかく点数をとります。
TE / FB #99 佐々木友也
日本代表として今回アメリカ代表と戦うので、代表選手としてのプライドをもち、高校生らしく最後まで全力で頑張りたいと思います。そして必ず勝って日本へ帰ります。
【守備チーム】
DE #90 菅野洋佑
日本代表の選手としての責任と自覚を持って、目の前の1プレイに気持ちを込めて、強くて速いアメリカを圧倒して勝ちたい。チーム全体をまとめて皆の先頭に立って、チームを引っ張っていきたいと思います。
SF #13 中塚賢
フィジカルでは負けてるが、技術やプレイスピードにおいては日本人とほぼ変わらない。
ディフェンスは全員パシュートだったりタックルを最後まで言ったり、日本のフットボールを見せてアメリカに勝ちたいです。
いよいよ明日、決戦です。
チームJapanの応援よろしくお願い致します。
2017.1.16
INTERNATIONAL BOWL
U-18 JAPAN vs U-17 USA
19:30 @ AT&T Stadium
【 信田 潤一(駒場学園高等学校) 】